0405 Diary comment （2）

ほぼ脱稿！・・・ですがこれからhtml打ちと若干の調整があるため、そして何より書きあがりたてを出すほど無謀なことはないのでせめて一晩おきたいという最後の羞恥心のため、提出は明日ですね。
出し終わったら人様の作品を拝見するぞ・・・！

DVDがレンタルされていたので、以前から「おまえ好きそう」と言われて見る気になっていた『PAN'S LABYRINTH』を借りてきて見ました。
・・・。
スペイン兄ちゃんちの映画怖えええええええぇ！
（＊ヘタリアの影響で最近スペインという国名の後にはどうしても兄ちゃんとついてしまいます。そして私はスペロマを応援している←どうでもいい）
最初ダークファンタジー主体なのかと思ったけど、私はこの映画からは戦争（正確には内戦。しかも終結後）に対するメッセージの方を強く感じ取りましたよ。ファンタジーものとしてくくるには、冒険味は薄味ですし。
つかマジで人外怖すぎるよこれ。二番目の試練とかほんとこわいよ。

冒険にあたって導き手から破ってはいけないルールを教えられた主人公が、ついついそれを破ってしまって危ない目にあう、というのは王道の展開だと思います（そしておとぎ話においてこれは子どもへの教訓、つまり危険＝言いつけを守らないことに対する罰、として盛り込まれる場合が多いと思う）。しかしこれ、そのオーソドックスな話のはずが罰の造形があまりにも怖すぎて洒落にならないよ。夢に見そう・・・。

現実世界の出来事にしても、痛そうなシーンが多すぎます。『PASSION』よりずっと痛そうだった（あれは世界一のベストセラーの主人公の話だから話題性があった、という部分も大きいんだろうけどさ）。痛そうなシーンはわりと平気なヤモリも思わず目を瞑った箇所がいくつか・・・。
いやしかしさすが大航海時代に新大陸で様々な黒い伝説を打ち立てたスペイン兄ちゃんとこの映画だな。容赦ねえ・・・！